★卒業生が綴るリレーコラム

卒業生が卒業後の近況や胸の内を綴るリレーコラムです。

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年9月号

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★リレーコラム 第34回 「親子で畑デビュー!新米1年生」

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リレーコラムの存在を知ったのが2016年8月。パーマカルチャー受講からどれ

くらいの時間が経ったのだろう?そうか!2013年に受講したのか~、という事は

3年前。色んなことあったこの3年間で人やモノとの関わりや時間感覚が大きく

変わってしまっていたが、最近のコラム掲載を読み、久しぶりにパーマカルチャー

と仲間たちの存在を身近に感じた。

 

現在、愛媛市街地で育児をしながら毎日新しい時間を過ごしている。パーマ

カルチャー的な何かを、生活に再度息吹かせられるようになったのが今年2016

年に入ってから。ママ友夫婦が営む“ゆかいな仲間たちが集う自然栽培の畑”を

間借りするというそんな時間を持てるようになったことで実現した。

 

子供が一歳になるかならないかの春ぐらいだっただろうか、自分自身草木が茂り

虫の沢山いる場所にまだまだ慣れていないのに、幼子を連れて畑に行くのは本当

にドキドキだった。幸い農ある生活をしている先輩ママ友が何人かいて、彼女達

の経験談を頼りに、「そうか!小さいうちに畑の土でも食べておくくらいの方が

子供も丈夫になるかも」なんて思えるようになり畑に通うことにした。

 

自宅駐車場から畑までは車で片道約45分と畑をするにはちょっと遠い距離。実は

畑を運営しているママ友も同時期に出産した子供がおり、ほぼ毎度、畑の作業前

にレジャーシートに弁当を広げ、ママトークもできとってもいい気分転換。子供

たちはまだ小さく、一緒に遊ぶというよりはそれぞれ気ままに動いているが互い

を意識したりと適度に良い刺激。そしてママ友親子は、産後早くから日常的に畑

へ出ているので、私たち親子の先輩として色々教えてくれる。そんなおまけ付き

なのだ。

 

そんな彼らに習い、この春、ハイハイする裸足の子供を傍らに、大地に種を蒔い

た。僅か1~2畳程の広さの畑に7~8種類の種を蒔いたのだが、食せるまでに育っ

たのは歯抜け状態のスイートコーン1本、ピーナッツ南瓜8個くらい(現在収穫待ち)。

1年目の今年は、親子で土に慣れるだけでもと思い、栽培するための情報もほとん

ど持たず、我が子の15~30分程での愚図り声をアラームに、ひと月に3回程通う

ペースではまずまずの収穫。

 

その他にも、直播きだけでなく苗床をつくりそこから定植する方法もあるよなと

改めて学んだり、たまの畑で草刈りをするのはどの葉っぱが野菜たちなのか見極

められる中・上級者向けなのだなと思ったり、野菜ネットとその支柱の仕方も野

菜の生育タイミングやちょっとした知恵を絞れるかで大きく違うのだなと知ったり、

やはり畑は近場がよいなと確認になったり、そんなこんなな収穫もあった数ヶ月。

 

そして9月は、また新たな種まきを始める予定!

以上、こことも畑デビューの近況報告でした ^^

 

(こことも:2013年デザインコース卒)

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年8月号

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★リレーコラム 第33回 「KEN's PC Story その1」

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PCKメルマガ担当からリレーコラムの依頼が回ってきた。

何気なく流していたのだが、退路を断たれ今メルマガ発行直前に至ってしまっ

ている。書くべき内容が沢山あるようで、まとまったことを書けることは特

にないようだ。ということで、私にとってのパーマカルチャーvol.1とでも

しておいて書き始めることにする。さて、どうなることか。

 

お盆の月となる、2年前に祖父を亡くし、この4月に祖母を亡くした。 この

お盆は祖母と私たち家族にとっての初盆となる。戦中戦後を通して百姓とし

て生き抜いていきた二人。沢山の逸話を話せば長くなるので省くが、そんな

祖父母に多大なる影響を受け育った。

命とは不思議なものだと思う。直近の身内を亡くしたのはこの二人だが、そ

の生き様は私の奥深くに息づいて私が死ぬまで私の中で生き続ける。

こうして命は続いていくのだろうかと思う。二人とも死を全く恐れず笑顔を

振りまいたあと潔く逝った。

娘があとニカ月で2歳になる。祖父とは触れ合えなかったが、祖母とは日常の

たわいのない名場面を沢山残してくれた。娘にふるさとをということで私の

故郷で暮らすことを選んでくれた妻にも感謝している。

命は生き様として 他の命に宿る。

ここ生まれ育った場所にはいわゆる「農村コミュニティー」というものが現

在もかろうじて残っている。それは各種の御講などの形骸化したものもある

が、お醤油の貸し借り的な常備薬の貸し借り、お茶や漬物、野菜やおかずな

どの手作り品のやりとり的な日常での近所付き合いによる。家の側を流れ、

村中に張り巡らされた水路が日常の暮らしを豊かなものにしてくれている中、

村のおっちゃんおばちゃん、じいちゃんばあちゃんに可愛がられ、叱られて

育った。

 

生まれたのが70年代、思春期を80年代のバブル期と90年代のバブル崩壊と

共に暗黒の中で過ごした。80年代は私が一番嫌いな時代で、90年代を通して

少年・青年時代ながら根拠のない絶望を抱えていた。

 

文化とは個人を包み込んでくれて育んでくれる拠り所となる枠組みだと思う。

それが全く欠如していた。

個人意識の中で世界は肥大化し、軽薄化し、それをつなぎとめていた文化は

時代と共にたゆたい流れ去っていた。農村・地方(じかた)は 街を追い、

街・町方(まちかた)は拠り所のない消費中毒に汚染されていた。

「わたしはどこにいるのか?」「なにがわたしをつなぎとめてくれるのか?」

当時、拠り所となるそれはどこにもなかった。

 

それも伴い、個人的な経験で精神的な病にかかっていた。宇宙の重力のない

真っ暗闇な中、上も下も右も左もない世界を漂い、なんの基準もない世界。

足をつける拠り所がないなかフワフワただ心もとない世界で自分という存在

だけだただただ漂っている。満遍なく降り注ぎ絶え間なく大地を潤す雨がと

ても心地よく、キラキラ輝く星を見上げては同じ星空の下同じような思いを

している仲間がどこかにいるんだということを拠り所として、一人になれる

トイレで 涙していた。あぁ、感傷的だがね。

その果てに自分という体を透明なオブラートが包み込み、外の世界が全く感

じられない。人と喋っても、触れても、喋っていることや触れていることは

頭で理解できるが、それを全く実感として感じられず、電車にやっと乗って

いても「ガタンゴトン」という音のみが頭の奥底に痛烈に響き、車内で立っ

ていることも出来なくうずくまり泣きだしそうなのをこらえる。

 

その時に自分なりにキーワードにしていたものが「繋がり」と「実感」。

そしてある時、旅にでようと思った。誰もわたしのことを知らず、わたしも

全く未知の世界。そこでなら、純粋にもう一度わたしがわたしで純粋な存在

としてやり直せるような気がした。東南アジア、沖縄、アメリカなど、そこ

では初めて友達と純粋に言える人にもあったし、詐欺や差別にもあった。

北海道で一年放浪していた。北海道はアメリカでいう西部、パイオニアたち

が沢山いるところでもあり、アイヌが息づく場所でもある。

人と出会い触れ合うなかで、沢山の書物を積み込んだ車を捨て、必要最小限

の荷物を自転車に積み込んだ。ペダルを踏むことのみが進むことというなか、

雨に遭えば己(人間)の脆弱さを知り、安全な野営できる場所を定める判断力

を問われ、狐につままれそうな真っ暗闇の中でペダルを漕いだ先に村の明か

りが見えた時には何とも言えない有り難さがあった。そういう裸になるとい

う経験がありありとした実感をもたらしてくれた一つであったように思う。

そして記憶に鮮明なのは小屋を立てること。アイヌのおばちゃんが主催する

お祭りで会場の屋台小屋を建てることを泊まり込みで行う日々になった。

釘は現場に落ちている昨年の曲がったものを真っ直ぐに伸ばし、部材は廃材

の中で見繕う。建物がどういう風に作られているのか、それまで意識するこ

ともなかった自分がそれを任されている。いわゆる柱や梁、垂木なんていう

言葉も知らず、ましてやホゾなんていう発想は全くないなか、どうやったら

廃材として転がっている角材と曲がった釘とで雨風をしのげて安心して人が

いられる空間を作れるかを考えながら角材を切り釘で止めていった。

その経験を通した後、「シェルター」という本に も出会い(これは私のバイ

ブルの一つ)、それまで家は大工が建てるものという固定概念がぶっ飛んだ。

建物は自分で建ててもいいんだ、ならば自分が暮らす環境を自分で作り、自

分の人生を自分で一つづつ作っていってもいいんだ!

というパラダイムシフトを北海道の大地で頂いた。

 

さて、自分の環境を自分で作るには技術が必要と思い、先ずは大工として技

術を養おうと思い行動したが、結局より幅広い造園の道を選んだ。そんな中、

当時、神戸の藍那という場所で「里人(さとんちゅ)」という名前で活動して

いるグループに参加して、コンポストトイレやストローベイルハウスなどを

ワークショップ形式で作っていた。

そんななか、パーマカルチャーの講座がここ藍那の活動していた場所で改め

て始まるということになった。これはよしとして参加したのが、神戸でのパー

マカルチャープレスクールだった。

 

~なんとなくキリがいいな。続ければ徹夜になりながらも中途半端で消化不

良。書き出したのがvol.1だったし、続きがあるならばまたその時に。

文章読み返さずそのまま校正せずだけど、よりろどころのない当時、引っか

かった二人の二つの言葉、今も心に残っている言葉を最後に。

「物事はすべてだんだんよくなる」

「重力の少ない月面でも足をつけようとすること」

 

橋本憲一郎(神戸プレスクール&デザインコース一期生、PCK代表)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年7月号

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★リレーコラム 第32回 「住んでみて、奥能登」

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もう稲刈りですか? いえ、ヒエ刈りです。ひえ~。(1年目の田んぼでオヤジ

ギャグ)

あれからもう4年。東日本大震災という学びを経て道を変えようと決め、パーマ

カルチャーの門を叩いたのが2012年の春。気がつけば、今は奥能登さいはての

珠洲市で暮らしています。

 

能登といえば里山里海。季節毎に山菜、浜に行けばワカメ、モズク、ハマグリ、

潜ればウニ、サザエ。イノシシが掛かればBBQ。北前船の時代、半島の先までの

交通は陸路より海路の方が近く、奥能登は“はて”にあらず、持続可能な循環と

エッジ効果がもたらす豊かな交流の入り口だったのです。(宇治や伏見の地名も

残る)

と、ここまでは移住促進のPR。せっかくのPCKメルマガですから別の角度から。

 

高度経済成長を経て油と機械でつくる農業に変わり、勤め先を求めて人口が流出。

今では想像も難しいですが、ここでも原発立地をめぐって機動隊と対峙、住民が

二分されることにもなりました。僕が来る少し前の話ですが、今なおその時の

しこり、タブー感は残り、原発とは無関係なところで障害となったりもしている

ようです。一方で、その時に集落単位を超えた人のつながりができたりもしてい

ます。近年では輪島市、門前地区への産業廃棄物処分場建設の問題。本来、全て

が循環しゴミなど出なかったはずの里山に、誘致を望んだのは限界集落の住人た

ち。皆さんはどう思われますか?

 

さて、農村集落といえば自治。祭りなどの行事、共同施設の管理、予算等、集会

所に集まって区長さんを中心に色々なことが話し合われます。その総会の後、あ

る方から聞いた言葉。「あれは誰がどういう意見を言うか、事前に示し合わせて

るんだぞ。」皆さんはどう思われますか?本当かどうかはわかりませんよ。でも、

事実だったとしたら、僕はなぜそうなったか何となく分かる気がします。そして、

牧歌的というのはむしろ都市民の方なのかも?と。

 

そんな、一筋縄ではいかない能登暮らしを迷わず楽しめているのもパーマカル

チャーを受講したおかげ。あの時の体験で僕の中に背骨がしっかりできた気がし

ています。

田んぼで腰が痛いのはどうにもならないけど。

 

大野隆志(デザインコース第6期卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年6月号

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★リレーコラム 第31回 「大阪から四国へ」

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初めましての方とお久しぶりの方と、皆様こんにちは◎2009年に実習コース、

翌年デザインコース卒の旧姓真鍋、現アイエアナロン範子と申します。当時

は大阪にいましたが、5年前から四国の松山でゲストハウスを経営しています。

パーマカルチャーコースに参加したのも、将来ゲストハウスを開く時に何かし

ら農的なことを取り入れたいと 思っていた時にパーマカルチャーのことを知り、

興味を持ったのでオーストラリアのクリスタルウォーターズに行ってみるとさ

らに勉強したくなったからです。よって受講中はうっとおしいくらいゲストハ

ウスの話をしていたかと思いますが、おかげで開業することができました。

 

元々四国出身ですが、松山を選んだのは歩き遍路がきっかけで結婚することに

なった夫と開業するにあたり、もっとお遍路に興味をもつ外国人に気軽に歩い

てもらいやすくするため。なので開業以来、お遍路ことはじめレッスンやコース

の提案などお遍路に関する情報提供をしているため、すっかり「外国人遍路の

集まる宿」として定着したようです。とはいえお遍路さん以上に国内外からた

くさんの旅人たちに来ていただいていて、不定期で色んなイベントも開催して

ます。今までに音楽ライブやアートイベント、ヨガやお灸、日本酒利き酒セミ

ナーなどを開催しました。

 

と、おかげ様で宿業は順調で、理想としていた「楽しく働き年2・3か月はガッ

ツリ休む」というソフト面は実現できているものの、まだハード面にパーマカ

ルチャーで得たことをほとんど活かせていません…元々が国土交通省の保養所

という建物はエコとはかけ離れた設計ですが賃貸のためいじれず、庭がないの

で屋上ガーデンを造ろうと思ったものの大家さんから許可が出ず…まずは宿を

オープンすることを目標にしていたのでそういう意味ではいいスタートを切る

ことができましたが、経営が落ち着いてくるとやっぱ り畑が欲しい!もっと自

然の近くにいたい!という気持ちがむくむく大きくなってきました。

 

ということで今は次のステップへ進むべく、ゲストハウスごとパーカル的生活

を実践できる土地を随時探しています。自分たちが気持ちよく続けることがで

きて、循環できる生活スタイル自体を宿のスタイルとできるように。どこにご

縁を頂けるかワクワクですが、移転の際にはまたお知らせしますので皆様色々

ご教授くださいませ!

 

泉(セン)ゲストハウス

アイエアナロン範子

http://www.senguesthouse-matsuyama.com

P.S.福岡正信さんの「わら一本の革命 総括編」と「いろは革命歌」販売し

ています。ご興味のある方、ご連絡ください◎

 

https://www.facebook.com/senguesthouse/posts/541328262647011

 

アイエアナロン範子(デザインコース3期・実習コース2期卒)


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  ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年5月号

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★リレーコラム 第30回 「世界を変える力」

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私は(自分の)世界を変えたい、と思って2013年の実習コースに参加しました。

そこでケンちゃんをはじめスタッフのみんな、参加したメンバーからいろんな

事を学び、本当に有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

ケンちゃんはいつもしょうもないダジャレばっかり言ってますが、ごくごくた

まにいいことを言うのであなどれません(笑)

 

『パーマカルチャーを実践する上で大切なのは、今の生活全てを一気に変えよ

うとすることではなく、今出来る事をコツコツと積み重ねていくことだと思う』

 

ある時、このような趣旨のことをケンちゃんが言いました。

私はそれまで『何か』を学ぶことで人生は劇的に変わるのではないか、と思い

違いをしていました。

だからパーマカルチャーを学べば、(私の)世界は変わるかもしれないと錯覚し、

期待をしていたのです。でもその言葉で『学ぶ事』ではなく、自分が『行う事』

こそ大切なんだと気づかされました。

自分の望む生活/人生/世界のために、今自分に出来る事がどれだけささやかで

ちっぽけなことであっても、それをコツコツとやっていくこと。

それはドラマチックで心躍るようなことではないし、一見何も変化していない

ようにさえ感じるけれど、そのささやかでちっぽけなものの積み重ねこそ、世

界を変える力になる…

 

私事ですが、今私の住んでいる村で(隣接する他県と合わせて)100haもの自然

林を切り開き、メガソーラーを建設する計画が持ち上がっています。

法的には何の問題もなく、村長もほぼ推進派で、村民も多くが我関せずといっ

た状況です。途方もなく強固な壁と自分の非力さに、どうしたらいいのかわか

らなくなってしまう時、この言葉を思い出します。

『今、自分に出来る事をコツコツとやる』しかないし、それこそ世界を変える

力なんだと、励まされ、支えられています。

 

あの時実習を通して学んだいろんなことが、これからの私の力になっていくの

だと思います。みんなに感謝です。

ありがとうございます。

 

ごろ(2013年 実習コース6期卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年3月号
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★リレーコラム 第29回 「手からつながる…」
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みなさんこんにちは、‘プー’こと大東です。
普段は養蜂農家をしており、はちみつまみれなので、‘プー’と呼ばれています。
実習講座での講師などでもPCKに参加させてもらっています。

さて、この春からの菜園講座(絶賛受講者募集中です!)は、西宮の甲山(かぶ
とやま)近くの養蜂場のある場所(甲山HoneyGarden)の畑で開催されます。
大阪からも神戸からも電車バスで30分ですのでお気軽にお越しください。

その畑の傍には、憲さんの積んだ石垣に囲まれた大きなクスノキの下にあった
廃屋をリフォームして加工販売所をつくっています。
果樹園やハーブ園も出来てきますので、いろいろな場の変化も楽しんでいただ
けたらと思います。

今まさに、講座の初回にも行うシイタケのほだ木の菌打ちをするための原木を
切って準備しています。
冬にはシイタケ、春から初夏は養蜂、夏から秋は果樹(ブルーベリーにイチジ
ク等)を採っていますので、季節に合わせても楽しんで下さい。
時折ワークショップも提案していきますので、宜しくお願いします。

今では農をしているそんな私がパーマカルチャーに出会ったのは、まだPCKが
淡河に行く前年の2009年のデザインコースでした。
最初はただ、近所で面白そうな講座をしているので覗いてみようと、パーマカ
ルチャーのパの字も知らずに飛び込みました。

当時は西宮の苦楽園での初日座学と、二日目神戸の弓削牧場での実地講座とい
うスタイルで、参加人数も20人を大きく上回る過去最大の一年でした。
沢山の同期の仲間に恵まれて、また講師・卒業生の方々や弓削さん、毎年増え
る仲間たちともつながれて、それが今の一番の財産になっています。

それまでは持続可能な生活など全く考えることもなく、どこか環境や地球の未
来に対しては諦めている中で、刹那的に今自分が楽しく生きられたら良いと、
ただ世の中に流され消費浪費して過ごしていました。
以前就職して仕事をしていたときには、廃水処理に関わっていましたが、
そんな消費浪費の最後の出口でさえ、まだお金やエネルギーの浪費の場として
利用されていました。そして自分たちの関わるブラックボックス(仕事・シス
テム)からのアウトプット(廃棄物)に対してのさらなる循環にまでは、無責任
(紙の上でだけは辻褄は合わせている)でした。その時はそのことに対しては
無感情で、諦めや他人任せに思っていました。

しかし、パーマカルチャーに出会った瞬間、自分の中に眠っていた、見て見
ぬふりをしていた想いや矛盾に向き合えるようになりました。

でもそれが出来たのは、全ては循環することが出来て持続可能であるという
ことを感じられたこと、その大きなシステムを俯瞰してみることが出来たこ
と、その実感が安心や希望に満ちていたからです。
そしてまた徐々にでも行動に移せたのは、思いも行動も一人ではなくて共有
して進んでいけるつながりができたからです。

もっとも、自分たちは消費するだけではなく、手を使って生産していくこと
ができるという実感なくしては考えることもなかったでしょう。やはり農的
な経験や考えは必要なのだと思います。

そうして今では、受講の前年には趣味で始めていた養蜂をだんだん大きくし
て、果樹生産も加えて就農して、農家として暮らしていく基盤を築いていっ
ています。

カナダの研修ツアーでは結婚するきっかけとなる出会いもありました。

パーマカルチャーから大きく変わり始まった今の生活は、大変ですし苦労も
多いですが、喜びと楽しみに満ちています。
一人ではなくみんなで創っていく、そんな生活や場や未来を、共有していき
ましょう。


甲山HoneyGarden
大東義弘(Poooooh@甲山 2009デザインコース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2016年1月号
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★リレーコラム 第28回 「回り出した時計」
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あけまして、おめでとうございます。
2014年度・実習コース受講のえっとんです。

私みたいな者が言えることはほとんど無いと自負しておりますが、これも何か
の機会かと身を打たれる思いに捉われましたので、粉骨砕身の覚悟で報告させ
ていただきます。

当時、自然農に興味のあった私は、まぁ何か参考になれば程度の軽い気持ちで
受けてみた実習コースでしたが、それはそれは薔薇色の体験が白波のように幾
度となく押し寄せて参りました。
畑仕事は勿論でしたが、建築や食べ物など、身の回りのあらゆる事柄がパツパ
ツに詰まっていて、実習の度にわくわくしていたことは疑いようがありません。

今回のコラムを作成するにあたって、パーマカルチャーから自分が得たものは
何だったんだろうと、ふと思いました。
憲一郎さんを始めとする、素晴らしくぶっ飛んだ人たちに出会えたことも大き
いです。
けれど、何より大きく変わったのは、生活することへの恐怖心が非常に薄れた
ことではないかと感じます。
以前は、やりたいことがあるにも関わらず、生活するためにはお金が必要だ、
会社勤めしなければならないという思いが常にありました。
週末に少し好きなことができればそれでいいやくらいに思っていたんです。
それが、パーマカルチャーを通じて出会う人の多くが、お金は無くても、工夫
しながら好きなことにのめり込み、優しく、目力がえげつなくて、こんな人た
ちが蠢いているんだったら、自分も好きなことを目一杯しても何とかなるんじゃ
ないかと、得体のしれない自信が芽を出した訳です。

ただ、いきなり農家になるというのも少し違う気がしていました。
どうしたものかと項垂れていた際に、昔から愛聴していた方のライブをたまたま
拝見しに行く機会があり、その人が現在は林業をしながら音楽活動していると
いうことで、林業だったらある程度給料も貰えるし、自然の中で仕事ができる!
今の自分にはバッツリなんじゃないかと、はぁはぁ息を切らしながら家路につ
くことができました。

そして、サラのリーマンだった私も、現在は木こりに転職することができました!
今は和歌山の高野山付近で木を切ったりやらしています。
これがまた楽しくてやりがいのある仕事で、非常に充実した日々を過ごしまく
りすてぃーです。
面白いもので、転職しよう!と決心してからはトントン拍子に話が進み、2か月
後には現在の職場に在籍できたものですから、これはもう、そういう流れだっ
たんでしょう!

今も好きなことを目一杯して、楽しく生活しようという思いは大きくなるばか
りです。
皆さんも是非、謎の壺を買わされる前に、パーマカルチャーを始めましょう。

えっとん(2014実習コース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年12月号
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★リレーコラム 第27回 「その後の暮らしin 徳島」
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淡河のPCKにてキッチンスタッフもさせてもらったユキちゃん(キンタ)こと、
しみずゆきこです。

四国、徳島の市内にある祖母が住んでいた古民家と畑をベースに nomatik
(のまてぃっく)という屋号で生活をしています。
キッチンガーデンには十分な広さの畑は、4年目になるのに野菜はやっぱり自給
できるほどに育てられないものの、少しづつ高畝をたててせっせと種を蒔いたり
しています。
“にわとり”を飼い始めて3年目。チキントラクターのはずが、3羽はだんだんペット
になってきて、ほぼ放し飼い。小屋と畑やお庭を自由に行き来しています。草
だけでなく作物も食べるのに四苦八苦しましたが、最近はお野菜を囲うことで
対策中。でも、よく考えたら、食べたものを卵にしてくれるので、寛大な気持
で一緒に生活しています。
裏の田んぼでは、お米つくりは2年目。手植えの無農薬・無肥料。去年、天日干
し以降の人力作業の大変さに気持ちが折れて、今年は大型機械で刈り取り脱穀、
乾燥、籾摺りしてもらいました。お米は自給分十分収穫できありがたく美味しく
頂いています。今年はお米を減らして大豆をがっちり育てたので、味噌作りが
楽しみです。

古民家では、菜食のお料理やスイーツを提供するVegan Cafeを不定期と予約
制でオープン。お料理教室やお弁当などときどきイベント出店もしています。
手仕事のワークショップや上映会なども余裕がときどきあれば企画開催。
HPとfacebookページでお知らせしています。
https://www.facebook.com/nomatik-のまてぃっく-608938292491748/
http://nomatik.wix.com/nomatik

おーがにっこマーケット徳島、というオーガニックマーケットも月1回で開いて、
沢山の人の情報交換や交流の場になっています。ただ、古民家の軒の修復が必
要なため、現在マーケットは休止中。

消費中心の受動的な社会の仕組みの中に居るよりも、自然の循環のリズムの中で
平和な地球で生きて行きたいんだーと想いながら、現実との兼ね合いに、出来る
か出来ないかなんていう若いガチガチの頭を抱えて、パーマカルチャー講座を受
講したりするうちに、人の繋がりやその力を実感出来るたくさんの出会いや希望
をもらい、自由な気持ちが高まったところで、取りあえず、家も畑もある生まれ
故郷・徳島に舞い戻り、はや4年ほど経ちました。

自分の暮らしを自分で考えて、楽しく暮らす、を目指して、もっともっと持続可
能な自立した生活に近付きたいなあ、と思いつつ道のりは一歩一歩。
徳島にお越しの際には、立ち寄って頂ければうれしいです~

(清水由記子 2009実習、2010デザイン卒) 


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年11月号
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★回顧録 活祭2015
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ぶちょーです。

「2015年の活祭はぶちょーの綾部の土地でやる」

年度の初めにこの予定は決まっていた。
当初はあまりこの事実に対しての大変さをイメージできてなかったが次第に
その時が迫ってくると急に現実味を帯び、「危機感」ともいえる感情が日増
しに大きくなってきていたのだった。

2013年の6月にボクは綾部市の牧場の跡地を購入した。そこで望む暮らしが
出来るような気がしたからだ。当時は会社員だったが、この土地をきっとみ
んながあつまるような場所にしたいと考え、2014年5月に会社を退職し、い
よいよ場づくりに本腰を入れようと思っていた。
しかし、実際はなかなか思うように進まなかったというのが本当のところだ。
フィールドは草ぼーぼーで牛小屋のなかは全く片付いていない。これで人に
来てもらえるのだろうかという状態だった。

そんな中で、活祭の開催の日が迫ってくる。
「できるのか?」「中止した方がいいのでは?」
そんな声も聞こえてきたのだが、その声の正体は何を隠そう自分の心の声だっ
た。はっきりいって活祭を自分の土地で開催することにビビっていたのだ。

そんな中でもなんとか開催にこぎ着けたのは仲間の助けや励ましがあったから
だ。牛小屋の中にステージをつくった。ステージが完成したことで、活祭当日
のイメージがふくらみ、この場所でみんなが楽しく笑っている姿が目に見える
ようになってきたのだ!
そのことに本当にパワーをもらいなんとか開催準備を進めることができた。

そして活祭当日。
すばらしいライブやたくさんの出店、地元の人を含め50人以上の人に来ていた
だき、本当に活気あふれるお祭りとなった。来てくれたひとが口々に「いい場
所ですね」と言ってくれた。準備中に想像していたにぎわいをはるかに上回る
ものだった。

 まだまだこの場所は未完成で発展途上だが、人が来てくれたということがす
ごく大きな財産だ。ひとりでは気づかないことに気づかせてもらった。ひとり
ではきっとできないだろうと決めつけていたことが実はできるかもしれないと
わかった。たくさんの場面や思い出がこの場所に刻まれたことで、この土地自
体がすごくパワフルに感じるようになった。そして未来への具体的なイメージ
がどんどんあふれてくる。この土地にいて毎日ワクワクする日々を送っている。
参加してくれた方、協力してくれた方に心からお礼を言いたい。
ほんとにありがとう!!!!!!!

(ぶちょー)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年10月号
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★リレーコラム 第26回 「日常生活とパーマカルチャー的暮らしの間で」
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2010年にPCKにてデザインコースと実習コースを受講し、かれこれ5年の月日
が経ちました。
当時から会社勤めの身分は今も相変わらず。
お金を稼ぐ、所謂資本主義の中での経済行為と、パーカル的/農的暮らしへの
思いとの間で、悩みながらも自身の生き方を模索する状況も当時から相変わらずです。
私個人としては、コース受講中に子供が生まれ、コース終了後はなかなか時間が
持てず、パーマカルチャー的な活動からはしばらく遠ざかっていたのですが、
2年ほど前に念願の市民農園を家のそばに借りることができ、畑を通して自然に
関わり、関係を持つ時間が生まれました。
PCKと出会う1年前ほど前に「赤目自然農塾」に通って自然農を学んでいたことも
あり、自然農で野菜作りを始めることにしました。
平日仕事をしながら、家族行事の隙を縫って週末の限られた時間に畑に立つ、と
いう状態だったので、ある時は種まきのタイミングが2週間ほど遅れ、それで収量
に大きな差が出たりと、試行錯誤しながら自然の摂理を身を持って学んでいます。
それでも、生活の中に農的暮らしを少しでも取り入れることの意義はとても大きい
と感じています。週一回、野菜や他の草が地面を覆う畑にしゃがみこんで、草や土
の匂いを感じながらする農作業は平日には得られない、自分の命が満たされるよう
な安らぎを覚えます。
また、子供を連れて畑に行った時は、自然農の畑に集まる様々な生き物が(勿論作っ
ている野菜も!)子供の好奇心を刺激し、豊かな遊び場になります。
そして、上手く出来れば、小さな区画(5m×5mほど)でも、家族3人ではとても食べ
きれないほどの野菜が出来ます。その出来過ぎてしまった野菜は自分にとっては食
べきれない、謂わば価値のないものなのですが、その余剰をママ友におすそ分けし
てみたら凄く喜ばれ、別の機会にお返しを無償で頂いたりといった交流も生まれま
した。「モノ・サービス」に対して対価の「お金」を払う、という“厳密な”交換が
ベースとなる日常社会に対して、自然の豊かさ(余剰)が生み出す無償の価値の与え
合いと、そこで生まれる交流。
今の社会生活全般で欠けてしまった“豊かさ”に気づけた機会でした。

これからも、ふたつの価値観の中で揺れ動きながら(小さいながらも)活動を続け、
実体験の中からそれぞれの、自分なりの“意味”を確かめていけたらと思っています

(にっしー:西村真 2010デザイン・実習卒) 


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 ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年9月号
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★リレーコラム 第25回 「出したものは口から入る」
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うり坊です。
明石の浜のほうで、庭先家庭菜園をつくり、薪暮らしをしてます。風呂、
かまど、ストーブを薪でまかなうのですが、車に乗れない夫婦なんで薪集めが
大変です。どなたか、廃材がたくさん出て、しかも軽トラックなどで運び込ん
でくれる方があればお知らせください。
さて、わが家のもうひとつの目玉は、コンポスト。生ごみとトイレが土にかえ
ります。そして、水は井戸水を料理と洗濯に使ってます。あと、燃やせるものは、
かまどやお風呂で燃やします。ごみはほんとに少ないですが、それでも出ます。
ほとんどが包装材です。
生ごみ、大小便、灰、これらは土に返ります。水はまだ直接循環させていませ
んが、畑にまいたものは、土にしみこんで井戸にも入ります。つまり、わが家
では出したものは即、お口に返ってくるのです。さあ、そうすると、食べるも
のに気を使います。たとえば、清涼飲料水を飲むと、てきめんに小便のにおい
が甘~くなります。アルコールを飲むと、つーんとします。それぐらい、よく
出ます。畑に入れたくないもの、テンカブツや放射線にはより気を使うように
なりました。相方には、東京出張の後はしばらく水洗トイレ使用を命じます(笑)
大便やごみは、発酵させて畑にまいたり、ニワトリのえさにします。これも、
コッコさんに食べさせたくないものは、出せません。だって、卵はかわいい娘
の大好物ですから(まだ産んでませんけど)。自分だけのために、からだにいい
もの食べよう、ではなくて、土にニワトリのためにも、毒は避けよう、なんです。
ものは回っている。あたりまえのことです。でも、出したものは、目の前から消
えてしまえば考えなくなるのが、今のまちぐらしです。うちよりももっと大きい
循環で、やっぱりあなたの口に返ってきているのです。見えない、見てないだけで。
何かひとつ、ちいさい循環の輪を体感してみてください。頭じゃなくてからだで
わかります。ものの選択が変わります。マイブームではなくて習慣から。

FB https://www.facebook.com/yuri.asano.7
http://uribononiwa.tumblr.com/
(うり坊:浅野ゆり 2013実習卒) 


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年7+8月合併号
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★リレーコラム 第24回 「暑さと他者との付き合い方に共通点はあるか?」
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うだるような暑さが続いていますが、皆さん元気にされていますか。
パーマカルチャリストを自認される皆さんは、即クーラーに走っておられない
と思います。とは言ってもダメだしをしている訳ではありません。ご存知のよ
うにパーカルの倫理では地球や他者への配慮をした生活を目指しています。
従ってこの暑さと付き合うにはどうするべきかを、知恵を絞って考え、実行
することかと思います。
一方、痛みの程度が意識のあり様で変化するように、ひょっとすると暑さも
気持ちの持ちようで違った感じになってくるかもしれません。「心頭滅却す
れば火もまた涼し」というではありませんか。暑さを耐えがたく感じ,暑い
暑いを連発し、終には暑さに腹を立てるという滑稽を演じるやもしれません。
そうなれば意識が暑さに固着されてますます暑さが耐えがたくなるでしょう。
高温多湿の日本の夏は暑いのは当たり前と割り切り、先人の知恵にも助けて
もらいながら、すまし顔でこの夏を乗り切るのも一興かと。
話は変わりますが、来る9月13日(日)にホリスティック医学協会関西支部の
シンポジウムが開催され(「心の力が医療を変える」
http://www.holistic-kansai.com/2015sympo/)
その場において、ベストセラー「嫌われる勇気」の著者岸見一郎さんも講演
されます。岸見さんは哲学がご専門ですが、同時にアドラー心理学の研究者・
カウンセラーでもあります。アドラー心理学は我が国においてはマイナーな
心理学で知る人は少ないですが、開発者のアルフレッド・アドラーは欧米に
おいては、フロイトやユングと肩を並べる心理学の三大巨人と認知されてい
ます。そのアドラー心理学の真髄は、すべての対人関係を良好に導くのに最
適なことにあります。そのポイントは、他の心理学一般が持たない「思想」を
心理学の基本前提以外に持っていることにあります。その思想を「共同体感
覚」と呼びます。どんなものかは当日岸見さんがとっくりと語ってくれるこ
とでしょう。種々のコミュニティ内の人間関係を良好にしたい方には是非身
につけてもらいたい心理学の一つです。(シンポジウムへの参加希望の方は、
後記までご連絡頂ければ割引価格でチケットを手配できますので、8月末ま
でにご用命ください)

野網昭南(とうりょう プレスクール・第1期デザイン卒) 
snoami@nifty.com


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★リレーコラム 第23回 「バトンをつなぐこと」
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コラムリレーがまわってきました。
あらららら 

考えてみて言葉がでてこなければ、断ればいいか
と、気軽に思ってみたものの、いざとなると、
つなぐことを断っていいものか…
なんて、考えるのは パーマカルチャー講座の影響のひとつかもしれない
そんな思いがよぎり、無碍にできなくなってしまいました。 

とはいえ何をかこう?
これまでに書かれていた内容は 、
・畑のある生活がどう始まったか
・最近の政治に対して心を痛めていること
・パーマカルチャー講座を受けて自分がどう変化したか
・どんな実践しているか 
等々…
書き手を知っているときは、その人を思い出しながら
知らないときは、想像しながら読んでいました。
他の読者の方々もそんな感じで読んでいるのかな?
懐かしいパーマカルチャーで出会った人たち
そして、知らないけどMLで繋がってる人達はどんな人達だろう?
どんな状況にいるだろう…?

(そろそろ準備運動を終えましょうか) 

例えば私の近況は
大好きな夏が始まって、
明るく広がる青空と色濃い緑の山々をみる度に惚れ直し、 夏の短さに焦燥感を
感じています。ここ数年は毎年こうです。 
私はパーマカルチャー講座を受講した2009年から畑を借りていて
そこで体を動かし、陽に当たり、風を感じ、時には雨に降られたり、月を眺め
たりしながら、日々の食べ物の一部をささやかながら育てています。
初めてのことはまだまだあって、今年は小鳥が遊びに来てくれたり、ハチが巣
をつくったり、水だめにおたまじゃくしが生まれたり(台風の度に心配した)、
テントウムシダマシが大発生して幼いトマトの苗が全滅したりしました。
最近は収穫物でお弁当をつくることも楽しみで、その一方、自分の力不足を
よそに、集中豪雨や気温の高さに露地で育てる難しさや、これからの食べ物
や生活についての疑問が頭をよぎることもあります。 

さて、ここに書いた、自然と繋がった贅沢な畑の時間は 私の生活のほんのひと
かけらです。
どんな風に続けていきたいか、続けていけるか、問いが続いています。
私をご存じの方は、あいかわらずだな~と思われているんじゃないかな、と思
います。
暑中お見舞いを兼ねて、
リレーコラムの感想と夏らしさを感じれそうな近況をかいてみました。 

リレーコラムのバトン、
書くのが難しいときは、
誰かにかわってもらってもいいんだろうとも気付きつつ、
ま、たまにこんな内容のコラムがあってもいいんじゃない~
という風に、お許しください。 

ほんとに暑い暑い日が続きますが
皆様よい夏を過ごされますように!
( 万歳日本の夏♪ 流星群も楽しみだ★ )

(ジョージ:2009デザインコース、2010実習コース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年6月号
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★リレーコラム 第22回 「身近な所にもパーマカルチャーは存在する」
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皆様、ご無沙汰しております。 ゴリさんです!!

文章力の無い私にコラムを要求する憲ちゃん、むちゃ振りは酒飲んだ時だけ
にしてと言いたいところやけど、みんなに繋いでいけたら良いなと思うので
書かせていただきます。

現在、私は(株)治山建設と言う会社を設立して『楽しい仕事、明るい社会』と
いうスローガンを掲げ、治山、治水工事を中心にやらせてもらっています。
元同期生に『どこがやっ!!』って怒られそう(笑)
近年、台風やゲリラ豪雨により地滑り、川の氾濫などが多発しております。
治山治水というのは、減災や予防、災害復旧工事です。
自然相手の工事なのでパーマカルチャー的な発想で物を見ることが受講以来
増えてきた事は間違いないです。そのひとつに、治山工事で出る木材です。

治山工事では、基本的に木は持ち出さずその場で処分します。つまり、切り
倒すだけ切り倒してその場に放置ということです。
あまりにも、木が可愛そうと思い廃材を使ったログハウス作りを去年から始
めた所です。現在、7段目までが積み上がったところですがセルフビルドな
のでまだまだ時間が掛かりそうです。その分できた時の喜びは計り知れない
ものだと今でもわくわくしています。それ以外にも、田んぼや畑も継続して
やっています。とにかく、土いじりが大好きということですわ!!(笑)

ログハウスが完成したら、皆さんを招待したいので楽しみに待っててください。
それでは、一回きりの人生みなさん楽しんでまいりましょう。

(嶺山勝孝:2011デザインコース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年5月号
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★リレーコラム 第21回 「肯定する力」
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もうそろそろ、
還暦を迎えようとしているこの年になって
社会に出て
恋愛結婚して、子供4人の自立して
独りになろうとしている今

私の残されたことは
余生をどうデザインするかということです。
要は
どう生き
どう死ぬか?

パーマカルチャーに出会ったことで
そこに行き着くことは容易でした

そして
パーマカルチャーが私にもたらしたものは
「自己肯定力」でした。

私が社会に感じる疑問は→あっていいんだよ!
私、こんなことがした〜い→出来るよ!やっていいんだよ!

自分の奥底から発する感性を「肯定する力」を頂きました。

今目の前にある現実を踏まえて
人それぞれ、しなければいけないこと、やりたいことが
その人、人それぞれでいいんだよって事も学んだんです。
「個」で活動することも
「集団」で活動することも人それぞれで、
人と繋がっているという根幹に流れるものは
変わらないんだと

そして、社会で生きることがどうしてこんなにしんどいのか?
人間関係でギスギスするのは
「人間があまりに自然とかけ離れた生活をしているから」
なんだと、確信しました。

自分が楽に生きる為に
週2日の仕事日にして
畑を借りて、自由にゆるりと野菜を作っています。
身体が楽なのは心も楽になる

そして、やりたいこと
私の存在そのものを全開で表現できること
やっぱり
「歌うこと」なんですね
下手な弾き語りですが
今年はやります!!

最後に
死に方をどうデザインするか?ですが、
最近変わらずに思うことは
「舞台は日常生活の中にある」
ということです。
その舞台でどう煌くのかは
一瞬一瞬の小さな小さな選択の積み重ねである
その、積み重ねが自分を創っていく
最期は
人とのつながりの中で活かされていたなぁと
感謝しながら朽ちてゆく
それが、私のゴールです。

これこそがパーマカルチャー精神やんって思える文章で終わります。

「果てしない時空からず~と続いている宇宙の秩序
それを反映しているこの惑星で今
あなたは何を生み出し、仕上げるのだろう?
自分の深いところから湧き上がってくる思いを
現実の世界に現してみよう。」

 繋がってるみなに幸あれ!


(粟根啓子:2009デザインコース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年4月号
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★リレーコラム 第20回 「た・ね」後編
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この4年で人間関係も大きく変わりました。親しい人たちと疎遠になって
しまったり逆にたくさんの新しい友達もできました。大阪での広域処理反
対運動は大阪だけでなく近畿各地のお母さん達、移住されて来たお母さん
達が中心となった動きで特定団体が中心になったものではありませんでし
た。だから行政、警察も手こずったと思います。中心などないのですから。
この辺は昨年「美味しんぼ」で話題になったのでご記憶の方もおられるか
と思います。被曝の問題が核心であることもはっきりさせたと思っていま
す。残念な結果としては不当逮捕者を10人近くだしてしまいました。今年
1月26日そのうちの一つ此花区民ホールでの逮捕に関する裁判傍聴に行き
ましたが一審判決を不服とし出された控訴を裁判長は棄却しました。
「…合法的に震災瓦礫の試験焼却を阻止する手段は残されおり…」….?あら
ゆる働きかけはことごとく無視されてきました。マスコミにも。どんな手
段が残されていたのかぜひうかがいたいものです。たびたび裁判所におう
かがいする中でこの国は三権分立などしていないということもはっきり教
えていただきました。憲法(表現の自由)より庁舎管理規則の方が上位に
あるとのことで「再稼働反対」などメッセージ性のある?Tシャツでは入れ
ていただけません。この間様々な人と出会え、またいろいろな問題がみー
んな繋がっているのだという事が確信できその後も大きな支えとなってい
ます。関東から避難移住して知り合った友人たちの中には大阪での瓦礫焼
却を機に九州、高山、奈良の奥地に再移住した人たちもいます。長く地道
にさまざまな社会運動を続けて来られた人たちとも知り合う事ができまし
た。知らずに来た身近な問題にもたくさん気づけました。

辺野古の海を守ろうと二度と戦争させまいと連日県警、機動隊と対峙して
座り込みを続けているおじいやおばあ達の事どう思っておられるでしょう
か?僕には他人事とは思えません。ただ、ここでこうして暮らしていたい
だけというささやかな願い。今自分たちで守らな二度と取り戻せないもの
だと思っています。
やれるだけやってあかんなと思ったら僕は静かに離れるつもりです。

下記は2011年9月のブログからの転載です。
避難移住して来た友達がとても喜んでくれて嬉しかったです。

た・ね。
.....やまとことばで「種(たね)」とは何かをみてみると、
「た」は「たかく、たくさん」、「ね」は根っこ、根源をあらわします。
.....塩見直紀(半農半X研究所)

風土に根ざしながら、かつ風に乗る翼をあわせ持つ。

「一万年の旅路」  ポーラ・アンダーウッド
(原題 THE WALKING PEOPLE 歩く民)
はるか1万年以上昔、激しい天変地異に長く住み慣れたアジアの地を後に
してベーリング海峡(地続きだった)を渡りアメリカ大陸にいたるモンゴ
ロイドの子孫たち、ネイティブアメリカンのイロコイ族に伝わる口承史。

土地(風土)に根ざした生き方はとても大切やと思う。
でも僕たちは翼も持ってるはずや。いつでも羽ばたけるように。命をつな
ぐ為に。

それぞれが一粒の種になって。

(中納信一:2009実習、2010デザインコース卒)

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年3月号
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★リレーコラム 第19回 「た・ね」前編
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ほとんどの方がはじめましてですね。中納信一といいます。丹波&淡河で
パーマカルチャーを学ばせてもらってから5年。また南河内に畑をかりて
野生畑あおげばをはじめてからもこの春で丸5年になります。高知で1年
有機の勉強もしましたがやっぱり違和感を感じ自然農を続けています。
1年目は無農薬米の米ぬかをいただき使っていましたが2年目311以降は
米ぬかも入れていません。葉もの、茄子などはうまくいった事ありません
が、その他のものは大きさ、収量を求めなければよう育ってくれていると
感じます。みなさんの感覚とはずいぶん違うと思いますが。畑の状態は自
分の力不足、たびたびの猪祭りなどでずっと営農にはほど遠い悲惨なまま
です。こんなもんやろと思います。多くを求めるものではないし、この地
に添ってあるものだから。とか言いながらぼちぼちやばくなってきました。
持ち出しも限界。手に職(技術)ないこと痛感ちう。
311以降、持続可能な生活を追求し楽しむ前提条件である物理的環境、社
会状況、政治状況にとても危機感を持っています。絶望的にといっていい
です。特に震災瓦礫広域処理は何としても止めたかった。直接の動機は、
いくら持ち込まない、持ち出さない自然農をやっていても空気中からの放
射性物質は防ぎよう無い。大きな観点からは瓦礫広域処理を許せばあらゆ
る物の拡散流通、全国での汚染廃棄物処理合法化に繋がるだろうと。署名
集め、陳情書提出、市議会傍聴、学習会勧誘、街宣活動、デモ、抗議等直
接行動などなど考えられる限り合法的に可能な活動には参加してきたつも
りですが止められませんでした。案の定、瓦礫広域処理がきっかけとなり
その後ありとあらゆる物が日本中に流通また汚染廃棄物処理も全国の産廃
業者で処理されるのはご存知の通りです。…つづく

(中納信一:2009実習、2010デザインコース卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年2月号
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★リレーコラム 第18回 「パーマカルチャーとわたし~これまでとこれから〜」

講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
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こんにちは、はじめまして、あやぴんです。
2014年度デザインコースを年明けの石垣島で修了しました。淡河での前半
講座、石垣島での後半講座と、偶然にもとても贅沢なデザインコースの受講
となりました。
私のパーマカルチャーとの出逢いは、2013年のおーごにっく米つくりでした。
東日本大震災と原発事故後に食の安全性について不安を感じ、まず自分が食
べるものがどうやって作られているのか知りたいと思い、ちょっと足を踏み
入れてみて、今や抜け出せなくなりました(笑)そして「これから私が選びた
い暮らし方とはなんだろう?」という疑問にもパーマカルチャーの考え方が
フィットしていたように思います。
私は、311以降エネルギー政策についても疑問を感じ、
「みんなで決めよう『原発』国民投票」(http://www.kokumintohyo.com)
という市民活動にも関わっています。大事なことは議論を尽くしてみんなで
決めよう、という考え方に賛同しています。意見の多様性を受け入れ、議論
するプロセスが大切だなぁと感じています。
デザインコースの授業で「コンセンサスづくり」という話が有りました。
「様々な異なる意見や考え方を持った人たちがその意見を交換し、議論し、
改善し、受け入れあうことで個人では考えつくことがなかった包括的な解決
策を見いだすこと」コミュニティデザインの話の中で出てきた項目だったか
な。私のなかで、パーマカルチャーの学びと、原発国民投票の考え方とが繋
がり、目が開かれた思いでした。
また、趣味で行っている音楽活動もパーマカルチャーの場で活かすことがで
きました。パーマカルチャーフェスのために同期のなべちゃんと作詞した
「ラブミーテンダー(パーカルver.)」。淡河をしめくくる活祭でも歌う事
ができ光栄でした。これからも色んな場で歌っていきたいと思っています。
「パーマカルチャーってなんなん?」と聞かれたら、今なら「全てのものが
その可能性を活かしあいながら存在するような空間をデザインすること」
と答えられます。どこにいてもその考え方を持ち、社会をデザイン出来る
パーマカルチャーデザイナーになりたいと思います。

(あやぴん:2014年デザイン卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2015年1月号
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あけましておめでとうございます、には遅くなりましたが、本年初回発行です。
本年もよろしくお願いいたします。

パーマカルチャー関西 事務局一同
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★リレーコラム 第17回 「馬力(ばりょく)の話・後編」
講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
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遠野で馬搬をやっている岩間君に聞いた話です。彼が今、伐り出している木
は約5~60年前に植林された杉で、馬搬に習熟してくると、馬で丸太を出し
やすいような植林をされている事に気づくそうです。もし彼が馬搬を経験し
ていなければ、重機をどうして入れるかという事に腐心していたでしょう。
そして、丸太を扱うのに鳶(とび)の道具を使いますが、それらもすべて環境
に合ったものを、地元の鍛冶屋さんでこしらえてもらっています。鍛冶屋さ
んが鍛錬に使うのはコークスではなく松炭で、岩間君たち馬方(うまかた)が
自分で焼いてストックしています。つまり、ここでは山を中心に資源の循環
が成り立っていて、市場に頼らなくていい世界があり、そこへもしテクノロ
ジーを持ち込もうとすると、テクノロジー様がお通りしやすいようにお膳立
てせねばならず、そのときに失うものは一つではなく、繋がっている様々な
ものを失ってしまうという事です。私はここでテクノロジーそのものを批判
したいのではありません。テクノロジーに対して、むやみに万能感や高揚感
をいだき、せっかく繋がっていた世界との縁を容易に断ち切ってしまう事は、
反省しなければならないという事です。
さて、それではテクノロジーを推進した人々は誰を対象にしていたのでしょ
うか?私は誰も対象にしていなかったのではと思います。例えば、交通の分野
では、自動車全盛の世の中です。その一方、商業施設は集約され、零細な商
店は淘汰され、最も近い生鮮食料品店まで500m以上離れていて、マイカー
のない買い物弱者は850万人以上いると言われています。では、テクノロ
ジーの代表である自動車は誰でも運転できるのでしょうか。交通事故件数は
毎年減少していますが、高齢者が第一当事者となる事故件数は増加していま
す。つまりテクノロジーを運用する事が困難になってきているのです。警察
では、そうした高齢者に免許証の自主返納をすすめていますが、途端に買い
物弱者になるのが目に見えている現状では、おいそれと返す人がいるとは到
底思えません。ここで提案したいのは、免許証を返納した特典として、調教
済の馬と、乗馬の教習チケットをプレゼントしてはどうでしょうか。きちん
と調教された馬は、どんなセーフティ技術より安全に、乗っている人を目的
地まで送り届けてくれます。テクノロジーでつぎはぎにされ、一体誰のため
だったのかよくわからない社会、そこから脱落しそうになっている人々と
「世界」との繋がりを、また馬によって取り戻す。痛快じゃありませんか!

(森田敏行:2011年デザイン卒)

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2014年12月号
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★リレーコラム 第16回 「馬力(ばりょく)の話・前編」
-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
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パーマカルチャーでは生物資源の利用に積極的ですが、ここ数年、畜力利用、
特に馬の力、馬力(ばりょく)の利用について、自分なりに研究しています。
利用例として、
林業では馬搬(ばはん)--
馬に曳かせて伐った丸太を搬出。
農業では馬耕(ばこう)--
馬用の犂(すき)により、田畑を耕す。
運送業では段付け(だんづけ)--
馬の背中に荷物を載せて運ぶ。
などがあり、特に馬搬は、岩手県遠野市に遠野馬搬振興会があり、現在でも
生業としている人たちがおられます。
私は、馬耕について調べていた時、長野県上田市にある「ニプロ」ブランド
の農作業機メーカー松山株式会社の創業者を記念した松山記念館を訪ねまし
た。松山株式会社の前身は松山犂製作所といい、「双用犂(そうようり)」
という左右に反転できる画期的な犂を発明した会社です。
そこの理事で、元馬耕教師の西尾さんの話が特に興味深かったのを覚えてい
ます。昭和30年代にはいり、後の耕耘機の原型となるメリーティラーが入っ
てきましたが、実際の耕起性能は馬と変わらなかったそうです。しかしそれ
でも耕耘機は、爆発的に普及することになるのですが、理由を尋ねたところ、
機械が耕作しやすいように、圃場整備を同時に行い、それまで丸や三角だっ
た畑を四角く整備する事業を同時に進行したからで…今でも馬耕が小型の耕
耘機より劣る訳でなく、傾斜地や、変形の畑も耕作できる馬の方に利がある
と考えておられるくらいです。私がここで注目したのは、耕耘機に代表され
るテクノロジー(科学技術)は真四角の圃場があって、その生産性の高さ、
効率性の良さを発揮できるが、どこもかしこも真四角に整備できたはずはな
い。しかし当時、実力が伯仲していた馬耕と耕耘機で、耕耘機が普及して
いった背景には、わざわざ圃場を整備してでも、テクノロジーがもたらす
社会の変革への漠然とした期待感があった事は見過ごされるべきではないと
いう事です。テクノロジーに対する過大評価といいかえても良いでしょう。
そして、テクノロジーと引きかえに失ったものは何でしょうか?当時、何も
なかったと思います。なぜなら失ったものに気づかされるのは、その後の
世代の人たちだからです。強引な圃場整備や、林道開発のおかげで、山が
治水能力を失い、多大な環境保全分野でのコストを後々に支払わなければ
ならなくなったのは言うに及びませんが、それよりも重要なのは「世界」
との縁を断ち切ってしまったところにあります。(後編に続く)

(森田敏行:2011年デザイン卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2014年11月号
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季節は冬へ向かっていますね
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★リレーコラム 第15回 「子供とアート」
-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ご無沙汰しております!タダエリです。
最近の出来事といえば、まず子供が産まれました!!
4月に生まれたばかりでまだちょうど半年ぐらいです。毎日可愛い寝顔を見る
のは最高の癒しです。今年は出産ラッシュですね!!キヨさん、けんちゃん&
あびちゃんなど、私の周りだけで6人ほど同い年の赤ちゃんが誕生しています。
一緒に遊ばせられるので嬉しいです♪電車に乗れば隣の人が笑顔であやしてく
れ、道端でいろんな人が話しかけてくれ、赤ちゃんパワーを日々実感してい
ます。最初電車で席を譲ってもらえた時は、社会ってや・さ・し・い!と感
動しました!笑 子供ができたら社会のいろんなことが見えるようになって
きました。いろんな制度とか、社会って子供を産み育てていくためにできて
るものなんやなあと。今のところ子育ては楽しく、これからを楽しみにして
います。
3年前ぐらいからアサヒアートフェスティバルというのに参加しています。
(http://www.asahi-artfes.net/)
いろんな社会問題にアートで取り組んでいる活動が、全国から集まってつな
がっているというものです。過疎化や地域おこし、社会的弱者、貧困、孤独
などいろんなことがらがありますが、めっちゃしょうもなくて意味不明な事
もあります(笑)。まだ私も関わらせてもらって日が浅いですが、いろんな
問題をポジティブに浄化するアートの力というものをとても感じています。
そこがパーマカルチャーと通じるところですっていうか、パーマカルチャー
がアートですね。すみません(^^;)話がややこしくなってくるので、
この辺で終わりにしますが、よかったらお近くの面白い活動があるかもしれ
ませんので見てみてください。

これからだんだん社会の様々な問題にもみんなの理解が進んで、よりバリ
アフリーな世の中がきっと実現していく予感がしています。

(タダエリ:プレスクール〜第1期)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2014年10月号
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★リレーコラム 第14回 「変化」
-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
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こんにちは、イクラです。去年の実習コースを卒業しました。
実習コースを受けようと思ったキッカケは、あるイベントで薬草ガールズの
ワークショップチラシを持ち帰り、それに参加したことでした。そこの主催
者、参加者ともに良い方達で、初参加に関わらずすっかり馴染み、パーマカ
ルチャーに興味を持つようになりました。そしてその年の実習コースに参加
する事に決めたのです。実習コースを修了してから、私の周囲は目まぐるし
く変化しています。まず、畑をやり始めました。マンション暮らしを始めて
10年近く、ずっと心の中で切望していたけど、時間もないし、近くでもない
という理由で勝手に出来ないものとしていたのですが、PCKを通じて出会った
仲間や淡河の田畑が刺激となって、思い切って畑を借りることにしました。
家から車で50分、毎回レンタカーを借りて通っています。でも、それでも、
継続出来ている事とそれを楽しんでいる自分に正直驚いていますが、反面自
信にもなっています。また、畑好きが集まって「つため新聞」を創刊すると
いう企画が持ち上がり、先日第3弾となる9月秋号が発行されたばかりです。
〈つくる・たべる・めぐる〉でつため新聞です
(https://sites.google.com/site/tsutamenews/home)
8月にはお出かけ企画として、種交換会を開催したのですが、直前の告知で
あったにも拘わらず、東京の読者の方が駆けつけて下さり、それはそれは感
激し、人と人とが繋がる奇跡を実感する一日となりました。
今ではPCK以外のメンバーも加わり、色んな感性を飛び交わせて新聞が出来
上がっています。思えば「好きなこと=畑」が明確になって、それを持続し
ている事で自信に繋がり、様々な事が動き出したように思います。もしかし
たら、ようやく自分に楽しむ許可が出たのかも知れません。今はとにかく目
の前の事を丁寧に過ごし、近い将来は会社員を卒業しようと目論んでいます。

(イクラ:実習2013年卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2014年9月号
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★リレーコラム 第13回 「心そそられる新スタイルなイベント」
-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?
卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-
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ハイサイ!
パーマカルチャー関西コミュニティ内将棋部、部長のやっさんでございます。

最近ちょっと気になってるイベントで、パーマカルチャーの目的や、パーマ
カルチャーが目指している新しい社会の在り方とリンクしてくる取り組みが、
多分に見受けられる面白そうなイベントをご紹介☆

それは
「3日間お金が使えない」「フェスなのに出演者はいない」「自分自身が表
現者」など、謎に満ちた野外フェス『バーニングジャパン』というフェスティ
バル。

発祥本家は、アメリカの広大な砂漠の中で繰り広げられるフェスティバル
「バーニングマン」だという。1年のうちのたった1週間、なにもない場所に
「ブラック・ロック・シティ」という名の街を立ち上げ、その場で出会った
隣人たちと共同生活を営む。インフラなどはもちろんなく、携帯電話も繋が
らない。売店なんて、言わずもがな。物と物、心と心を交換し、自分を表現
しながら、期間中を共に生き抜いていく。この「無から有を生み出す」至って
シンプルなフェスティバルは、まさしく受身の姿勢のままではいられないと
いう点が、他のフェスとは大きく異なるところ。

そんな「バーニングマン」の日本版が「バーニングジャパン」という名で、
2012年から毎年9月に千葉県・南房総にある「根元マリンキャンプ場」に
て約300人規模で開催されているという。

“Burning Japan”
【http://burning-japan.com/】

主催者が特にアーティストやコンテンツを用意するのではなく、参加者全
員が主人公。自分がやりたいと思うこと、そして皆がハッピーになること
を考えて、表現を、モノを、言葉を、有形無形に関わらず相手に与え贈り
合い、お互いがハッピーな気持ちになるギフティング文化の推奨。
お互い振る舞い合い、共に楽しむという光景が各所で見られるのがこのフェ
スの特徴だという。

いやぁ、なかなか多様性に富んでて面白そうなイベントです◎

『本当は人はみんな面白い』

この世に二人として同じ人はいない。
本来は誰もが天然記念人で、誰もが共に今を生き、この時代を共に創る主
人公。
隔年開催のパーマカルチャーギャザリングでもそうですが、それぞれの個
性を尊重し、それぞれが自己表現し、相互に交流して分かち合いながら、
共にデザインし創りあげていく。

わざわざお金を介さなくとも、世界唯一の個性を互いに交換し合って、生
きたい空間を、生きたい社会を、生きたい未来を共に創造していく。

“生きたい時代のつくり方”は、実にシンプルなのかもしれません。

千葉県南房総はちょっと遠いので、またぜひ関西で、もっと面白いパーマ
カルチャーなフェスティバルをやりましょう☆

(やっさん:デザイン・実習1期卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆ 2014年8月号

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梅雨開けて、夏本番

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★リレーコラム 第12回 「育児育自」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-

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こんにちは、キミベイと申します。


パーマカルチャー実習コース終了時に「結婚し子どもを産むのが今の目標」

と宣言し、今は6ヵ月(さくら)と来月3歳(太朗)の二人の子供に恵まれ子育て

真っ最中です。


電車が大好きな太朗はおしゃべりが上手になり色んな意味を含め面白い時期です。


ある日夕食を作っていると、その横で寝室から布団・毛布・枕をどんどん持っ

てきて何か始めました。母としてはキッチンに寝具を持ってこられるのは汚れ

るし何としても阻止したかったが、料理中で手が離せず、やめるよう言葉で伝

えても全く無視、私はかなりイライラし不機嫌MAX。

その一方で太朗は着々とことを進め、両手を広げ「かんせ〜い、えき」って

めっちゃ笑顔で言ってきた。

見てみると線路とホームらしきものを作りあげていました。

太朗の想像力に私は「めっちゃすごぉ〜い」って思わず感心、最後まで作らせ

て良かったぁ(*^o^*)


それからは、できるだけ&なるべく口を出さないで見守っていこうと心掛けて

いる日々で、こんな感じで子育てしながら自分育てをしてもらってます。


ほんま子育ては大変だけど、それ以上のものを子供たちからもらってます! 

高齢だけど3人目を授かれば必ず産みたいと思います。


毎日暑いけど、今年の夏を満喫しましょう!


キミベイ(藤田 公代:旧姓村田。実習1期)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2014年6月号

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田んぼでカエルが合唱...の季節です

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★リレーコラム 第11回 「感受性の回復」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-

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こんにちは!まえだです。

現在はアルバイトをしながら、絵を描いたり、ハーブやアロマの勉強をしてい

ます。

 

パーマカルチャーって、畑で野菜をつくったり、生活に必要なエネルギーを自

給したり。そんなイメージ。

でも、持続可能な社会を実現するために必要なことって、それだけじゃない。

私は一年間の実習クラスを通じて、感受性を回復させることの大切さを学びま

した。

 

食べるもの、着るもの、メディアの情報。

身近にあるものだけでなく、新しい世界に触れていくことで選択肢を増やして

いく。

なんとなく受けとるのではなく、自分の暮らしをつくるものは自分で選んでい

く。自分が本当に望んでいるもの、素直な心の声に耳を傾けること。

そうして、自然な感覚を取り戻したときに、

自然と人や環境に優しいことをしたいって感じるようになると思うんです^^

今できることからすこしずつ、着手していこうー!

 

というので、パーカルの仲間達と新聞をつくっています。

つくる〜たべる〜めぐる、で『つため新聞』。季刊、現在創刊号のみ公開です

https://www.facebook.com/tsutamenews?fref=ts

(facebook利用でない方は、別のページをご利用下さい。

https://sites.google.com/site/tsutamenews/home )

 

有機農業や環境保護、自給自足といったことをテーマに、

みんなで楽しくて気持ちのいい暮らしをつくっていこう!って情報を発信し

ています。読者参加の企画もありますんで、ぜひぜひ手に取ってみてね♪

 

(まえだ:2013年実習卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2014年5月号

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新緑の季節ですね

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★リレーコラム 第10回 「くらし」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-

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先日4/5(土)、けんちゃんあびちゃんの結婚パーティー

「ヤキモチ焼いてぼや騒ぎ! お祝いパーティー」

が淡河でめでたく開催されたよ!

このよき日の司会を、タケルくんと一緒にやらせて

いただく光栄。

 

この日のメインイベントは「モチまき」。

男気あふれるふんどし姿のけんちゃん、

艶やかな着物のあびちゃんが、軒先からモチをまく。

モチがひさしにゴンゴンと当たる。

当たらないように低めで投げる。

子どもたちの顔にゴンゴンと当たる。

その姿を爆笑しながら見る。

 

ボク、ぶちょーはギターで歌まで歌わせていただく喜び。

たくさんの笑顔に囲まれて、二人の笑顔がより輝く。

それを見守る幸せ。

 

けんちゃんの最後の所信表明、

かっこよかった(長かったけど)。

 

いままでは「パーマカルチャー」を広めるために、

いろいろなことを「提供」してきた。

これからは自分たちのくらしのなかで

それを実践していくことが、

望む未来を作っていくことだ。

 

…要約するとこんな感じだった

(と思う。だってめっちゃ長かったから)

 

ボクのやりたいことは何だろうとよく考える。たまに考える。

まだまだぼんやりしているが、

必ず出てくるワードが「くらし」なのだ。

暮らし。暮らす。一日一日を生きる。毎日を自分たちでつくっていく。

「くらし」にはそんなニュアンスを感じている。

ボクたちのできることはただ生きること。

一日一日を大切に、精一杯「くらし」ていく。

それ以外にないのかもしれない。

 

20年間、会社員だったボクも、先日退職届を出した。

5月いっぱいで無職になる。

会社に所属しているからやりたいことができない、

そんな風に考え ていた時期もある。

しかし今はどこに属していても、どんな環境にいても、

やりたいことをやるのは「自分次第」だと思っている。

 

ボクも毎日を楽しく精一杯くらしていこう!

 

というわけで・・

ふたりともおめでとう!!

お題「くらし」

 

く:くろうもあれば

ら:らくもある

し:しあわせがそこにある

 

(ぶちょー:2013年デザイン/実習卒)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2014年4月号

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急速に春めいてきた、かと思えば寒風が吹き荒れたり、季節の変わり目ですね

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★リレーコラム 第9回 「パーマカルチャーデザイン奮戦記・後編」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-

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PCKデザインコース五期(2011年)卒業の愛媛在住の懸田(かけだ)です。私の試行

錯誤のお話を引き続きご紹介します。

 

私のデザインの対象は自宅の庭です。次に行なったのは、パーマカルチャーで有名

な「積層マルチ」です。地面に炭素の層と、窒素の層を交互に重ねてマルチを積み

重ねていくことで、雑草を抑制し、乾燥を防ぎつつ、肥沃な土壌への遷移を促進さ

せる、パーマカルチャーらしい複数の機能を併わせ持つ優れたアイデアです。実際

に積層マルチを行い、確かに、雑草を一年ほどは抑えながら、湿度と保ちつつ作物

を栽培することができました。マルチは徐々に分解されていき、土に還りました。

 

しかし予想外のことも起りました。まずコガネムシの幼虫が大繁殖しました。マル

チの脇からポロポロ幼虫が溢れでてくるくらい大量でした。近隣に腐食がなかった

ので積層マルチに集中して卵を産んだのでしょう。コガネムシの幼虫は植物質のマ

ルチを分解して糞として肥料を提供してくれるため歓迎できるものでした。

 

しかし、それ以上にやっかいな問題が起きました。それは…ナメクジの大繁殖です。

 

元々除草がされ土壌が露出してナメクジにとって心地良い場所ではありませんでし

た。しかし常に湿った環境ができた結果、大量発生したのです。生態系の貧弱な庭

ではナメクジを餌にするような小動物はいません。そのためでしょう。

そして夜や雨の日には地表に出て作物を食べ荒します。梅雨の時期にブロッコリー

の茎や蕾に大量に張り付いているナメクジの大群を見たときの衝撃は今でも忘れら

れません。殺生は好きではないのですが、仕方なく、畝脇に穴を掘り、そこにペッ

トボトルの底部分を埋めてビールを入れておくビールトラップを仕掛けました。

一晩置いた結果は…これまた予想を越えるナメクジが溺死していました(想像しては

いけません)。おかげで多少はナメクジの数は減ったように思えます。その後大規模

な積層マルチにはチャレンジしていません。

 

現在、我が家の庭にはプラ舟を埋め込んで、池のようにしています。そこに隣の田

んぼから訪れた蛙が住みついて周囲の虫やナメクジたちを食べてくれることを期待

しています。おかげさまで昨夏、我が家の庭にいたカエル達は常にお腹がパンパン

でした。

 

この出来事で学んだことは、例え積層マルチのような有名な実践でも、結果として

何をもたらすのかを良い面も悪い面も含めて想像しておくとよいということです。

また、その場をよく観察し適切な働きかけをしていくことの重要性に気づかされま

した。私は土の中だけに目が向いていましたが、土の外の世界のバランスも重要だ

ったのです。視点を広げつつ、今やるべきことに集中しつつ、これからもデザイン

と実践を繰り返して学んで行きたいと思います。


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2014年2+3月号

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春の足音が聞こえる季節になりますね

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★リレーコラム 第8回 「パーマカルチャーデザイン奮戦記・前編」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

卒業生者・関係者が交代でつづるコーナーです-

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PCKデザインコース5期(2011年)卒業の愛媛在住の懸田(かけだ)と申します。

はじめてメルマガコラムを担当させて頂きます。

 

本業はソフトウェア開発のプロセスやチームワークを指導をしていますが、そ

の中で…あるソフトウェア開発の方法論が、パーマカルチャーに影響を受けた、

という記述がきっかけでパーマカルチャーに興味を持ち受講しました。

その書籍の参考文献に「パーマカルチャー―農的暮らしの永久デザイン(いわゆ

る緑本)」が紹介され「いくつかの共通点がある」と記されています。例えば

パーマカルチャーでの「エッジ効果」、それと同様に開発者と顧客を同じ場所

で仕事をするようにすることで、開発者と顧客の間の相互作用を最大にすると

いう取り組みがあります。また最近では、「Organizational

Permacultu-

re」という組織のデザインにパーマカルチャーを応用するという考え方も生ま

れてきています。人間も生態系の一部であり、パーマカルチャーのデザイン対

象にコミュニティが含まれているのを考えると、実はそれほど不思議ではない

のかもしれませんね。

 

ここからは、自宅の庭を舞台にしたパーマカルチャーデザイン試行錯誤の模

様です。デザインの対象となる自宅の庭ですが…

 

*自宅の南側にある日本庭園の更に南側に菜園予定地がある

* もと家庭菜園で化成肥料、除草の使用歴あり

* 元が田んぼでその上が真砂土のため土壌が貧弱

 

「単なる食物生産の場ではなく、多様性あふれた食べれる庭にしたい」と最

初に想い描いたビジョンのためには、多様性を育みながらも、肥沃な土壌を育

てないとなりません。腐葉土やバーク堆肥などの資材の投入も多少は行いま

したが、マメ科の土壌改良の効果を期待して、畝の横や空きスペースにクロー

バーの種を播きました…パーマカルチャーや自然農法でも有名な取り組みです。

 

クローバーが繁茂するようになると土壌が覆われて乾燥しにくくなりました。

背が高くなり過ぎた分を刈って畝にマルチする事で畝の乾燥防止と緑肥の相

乗効果、さらにクローバーの周辺に虫が住みつくようになりました。特に地

上性のクモをよく見かけるようになりました(害虫を捕食してくれる)。

 

しかし、当初の「土壌を肥沃にする」という目的が順調に行われているのか

どうかは正直まだ実感できていません。クローバーを蒔いてから3年ほどで

すから、これからなのかもしれません。

 

一方クローバーの旺盛な繁殖力に、やや困っています。放っておくと庭全体

がクローバーだらけの草原になってしまうので、エリアを限定する除草が必

要になってきます。

 

人間の意図通りに自然は変化してはくれません。「人が自然の力を道具とし

て使って目的を達成する」というよりも「人が自然の力を少し借りることで

恵を分けて頂く」という謙虚な姿勢が必要なのでしょうね。

 (後編へつづく)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年11月号

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いつまでも暑いと思っていたら、急に涼しく寒くなってきました。

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★リレーコラム 第6回 「カナダでウーフしてきました」

 

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

関西パーマカルチャー卒業生が交代でつづるコーナーです-

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昨年のカナダPCツアーで聞いたウーフの募集をきっかけに、初めて異国

へ一人旅してきました。自然に囲まれた島で、家庭菜園を少し大きくした

ぐらいの農場でホストも小さいお子さんのいる家族。自然の中での自給自

足的な暮らしを体験してみたかった私には丁度よい環境でした。

 

ウーフは、ガーデン作業が主ですが、歩いてすぐの浜へ食材を採りにいっ

たりも。森が豊かだからなのか、海岸に下りたら、足の踏み場もないぐら

い牡蠣がいたりします。浜辺の岩にはあおさがいっぱい生えてたり、森で

はキノコに、ベリーに、ハーブに♪ほんとうに、自然の恵みを頂くことが

暮らしのなかにとけこんでいました。

 

朝から夕方までは外でたっぷり体を動かして、その後は自由時間。夏は日

が暮れるのが22時頃!自分の時間もたっぷりあります♪教えてもらって朝

食用のパンやスコーンを焼いたり、干しリンゴとワインでサングリアにし

てみたり、念願だった編み物もして、海岸で拾った物だけでドリームキャッ

チャーを作ったり、雑草として抜いたハーブでハーブティーを作ったり…

休みの日には、一人で森をトレイルしたり、ヒッチハイクをしてみたり…日

本ではしたくとも中々出来なかったこと、初めての体験をほんとに色々楽

しみました。

 

日本での日々は色々と気ぜわしく、自分に向き合う時間をとってこなかった

ことに気づきました。自分だけの時間は色んなことを考えるにもとてもよい

機会になり、自分に向き合う時間が感性も磨いてくれるのではないかと思い

ました。また、自然の雄大さは圧倒的でとても多くの事を与えてくれるけれ

ども、私は人のエネルギーにも生かされてるなぁと以前にも増して感じまし

た。自分と自分を取り巻く環境、両者を調和させるにも自分の感性が必要な

のではないかなぁと思ったりしました。

 

荷物も最小限にしていたので、物の無い中で工夫する買わない(店が遠くて

行けない、笑)生活にも挑戦してみました。知恵を絞りだそうと脳みそもフ

ル回転☆なんとかなるものです。足りない豊かさをしみじみ感じました。

 

しかし、ほんとに日本はあらゆるものが揃ってる!!!その事に感謝しつつも、

整い過ぎてて融通が効かなくなってきているような…モノも人も…

 

帰ってきて、日本ていい国だなと改めて思います。カナダの自然はとても雄

大だったけれど、日本の方が自然の多様性が豊かに感じます。その分生命力も。

日本を憂うニュースが多いけれど、本来ならとってもいい可能性を持ってい

る国であるはず☆帰ってきてから、私もそういう豊かな場所で自分の場所を

作って行きたい!と思うようになりました。

 

たまには知らない場所で自分だけの時間に埋没してみてください☆

新たな発見があるかもしれません♪

 

デザインコース2007年卒 太田悠喜子(あびく)


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年9+10月号

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お彼岸も過ぎ、夜は過ごしやすくなってきましたね

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★リレーコラム 第5回 「徒然畑」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

関西パーマカルチャー卒業生が交代でつづるコーナーです-

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2009年デザインコース、2011年実習コースを卒業

その後、何をしていたのかと思い起こしてみると‥‥

 

我が家の食料自給率は、この4年で、0%から3%程に上がりました。

今尚、伸び代の大きさしか自慢できないような状況ですが、

この4月、ワーカホリック気味研究職生活に一旦区切りをつけ、食料自給率

3%の壁について考えなおしてみる事にしました。ある意味バランスがとれ

ていた、3%を超えたくなったのは、一冊の本の影響が大きかったように思

います。

 

『栽培植物と農耕の起源』(中尾佐助著)

 

この本は、1、2万年前にマレー半島やサバンナなど起源地とするされる場

所で栽培化された野菜が、どんな変遷をへて日本にやってきたのかについ

て書いています。私は、この本を読んで初めて、野菜は人と共に旅して共

生してきたパートナーだったんだという認識を持ちました。

 

どうして、日本の野菜はこれ程豊かで多様性に富んでいるのだろう?

日本が、野菜の旅の最東端、シルクロードの端っこに位置しているからで

はないかという一つの答えをを見つけた時、エッジでおこる相互作用に思

いを馳せると共に、日本ってすごいパーカルだなあーと1人感動してしま

いました。

 

次々に沸き起こる疑問に答えを求め、多くの方と出会い、影響されこの7月

から、和歌山県紀の川市に引っ越しました。

仲良くして下さっている農家さん宅にて、半反の畑を使わせてもらえる事

になりました。私と野菜との旅は、15種類の大豆から始まりました。

秋になったら、利き酒大会ならぬ、利き豆乳大会を開催しようとほくそ笑

んでいます(取らぬ狸でメンバー募集中)。

 

私には何ができるのだろう?

その答えはまだ探している段階ですが、パーカルを卒業して4年がかかり、

今やっと私なりの入り口に立ったように感じています。

 

(山田真美)


 

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年7月号

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山や畑は忙しい季節ですね、体調管理で暑さに負けず乗り切りましょう。

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★リレーコラム 第4回 「百一姓の生き方をめざして」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

関西パーマカルチャー卒業生が交代でつづるコーナーです-

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2007年、パーマカルチャーデザインコースに参加しました。

当時、長年勤めたIT商社を退職し、田舎暮らしをしたいと次のステージを模索

している所でした。

心と身体と地球に優しい持続可能な暮らしを夢見て、穂高養生園やカナダの

Hollyhockに感化され、いつしか癒しの宿をしたいという夢になっていました。

しかしながら、理想の土地にはなかなか出会うことができませんでした。

 また、「百一姓」の一の部分、「半農半X」のXの部分が確立されていなかった

ため、一体自分はどのような形で周りの人々に、社会に貢献できるのだろう!?と

自問する日々が続きました。

そして、田舎暮らしを当分諦め、癒しの道を進みました。

3年間、タイマッサージで勤務し、店長まで経験させてもらいました。

その後、友人と起業しようとしましたが、頓挫。いったん脇道にそれて福祉の世

界を歩むことに。

そんな遠回りな道を歩んでいる時にようやく魅力のある土地、生駒に出逢いました。

生駒山は八大龍王や宝山寺といったスピリチュアルな場所が多く存在する聖山です。

その生駒山の山頂付近にあるクンダリーニヨガセンターの管理人をしている時に

ビジョンが沸々と湧いてきました。

そして自分のやりたいことを実現する第一歩としてようやく7月に自宅兼サロン

をOPENすることができました。

これからはビジネスを軌道に乗せながら、畑を借りて少しずつでも百のことがで

きる百姓を目指して頑張っていこうと思います。

 

心と身体と地球に優しい持続可能な暮らしを夢見て。

 

Healing Space 空 –KU-

http://hs-ku.com 

 

デザイン1期 春木 賢一:Rukky

 

次回、食料自給率3%の壁を超える契機になった気づきとは...お楽しみに!

 

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年6月号

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梅雨前半は空梅雨が心配されましたが、やっと潤ってきましたね。

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★リレーコラム 第3回 「石から気づいた」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

パーマカルチャー関西関係者が交代でつづるコーナーです-

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今から8年前、森に囲まれた景色のいい土地に憧れ、篠山市今田(こんだ)町の

集落に家族3人で移住しました。家はプロに建ててもらいましたが、周りは石

がゴロゴロの荒れ放題な土地でしたので、まずは庭造りから。どこを掘っても

石、石、石…土よりも石の方が多いような土地に最初のうちは四苦八苦してい

ましたが、しばらくすると、「これは宝の山だ!」ということに気付き、石積

み、石畳みに夢中になっていました。

 パーマカルチャーとの運命的な出会いは、篠山に移住して1年ほど経って訪

れた安曇野シャロムヒュッテ。子供の食物アレルギーに途方に暮れていた妻が

たまたま見つけてきた宿でした。自然、建物、人、食べ物など、すべてにおい

てゆったりとした心地よさに感激し、それ以来、私の頭の中でじわじわとPC熱

が盛り上がってきました。それから5年ほど経過しチャンスが訪れ2011年度の

淡河での実習コースに参加。少数精鋭の贅沢実習。クッキングロケットで煙ま

みれになりながらの徹夜ミーティング。ギャザリングでの新喜劇。いっしょに

参加してくれた我が子の成長。想い出は、盛り沢山な実習内容にも負けないく

らい多岐にわたりますが、確実に家族で成長することができました。

庭が形になってからは、自然栽培での野菜作り、薪小屋、デッキ、サンルーム

などの建築、雨水利用、薪作りのための林業、内装の漆喰塗り、薪の風呂釜設

置、ロケットストーブ製作など、休日をフル活用し、癒しの森の家作りを楽し

んでおります。今後は、森とのつながりを日常生活で快適に感じられるように

整備し、子供も大人もみなが楽しく集える場所作りをしていきたいと考えてお

ります。(「堀井淳」2011実習コース卒業)

 

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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年5月号

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今月よりメルマガ発行を月末にしたため、梅雨入り宣言後となりました。

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★リレーコラム 第3回 「農の転機」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

パーマカルチャー関西関係者が交代でつづるコーナーです-

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農家で生まれ、農業系高校・大学を経てJAに就職、早期退職して本格的に

就農。近代農業こそが合理的と信じて…ハウスと露地で合計約7000m2以上を

営農していた頃は、とにかく収穫量と収入を増やす道へ迷いがなかった。

しかし子供を授かって命の繋がりと尊さを思うと共に、慣行農法への疑念が

湧き始めた。単一・大量に生産し廃棄する農業は、経済的に合理性があっても、

資材もエネルギーも無駄遣いで大きな元手が必要…これでいいのか?

心機一転してEM農法、無農薬農法、自然栽培など…試行錯誤しつつ取り組む

中で、それまでは考えられなかった方向性…自然環境に配慮し持続性ある農業

と生き方が見えてきた。そしてパーマカルチャーに出会い、改めて自然と人

との繋がりを深く見直す事になった。以来、ハウス栽培を1/10以下に縮小して

石油資材を減らし、完全オーガニックへの挑戦を続けて今に至る。

脈々と繋がり生きてきた人間の営みには、背景に自然からの偉大な恩恵があっ

たからこそ…そこが腑に落ちたとき、言葉では言い表せない感謝で心が一杯

になった。自然の恩恵に支えられて生きてきた事を知った今は、自分が誰か

を支える側になりたいと思える。

家族仲良くは世界平和への道、環境と仲良くは明るい未来への道と信じて…

(プレスクール+デザイン1期 今井章公:アッキー)

 

※次回、掘っても掘っても石しか出ない場所で気がついた事は...

お楽しみに


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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年4月号

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ここしばらく、寒めだったり暑かったり、降ったり曇ったりで不安定な天気

ですが、これも季節の変わり目ゆえかと思います。今回は内容盛りだくさん

のため、すぐ本文へどうぞ。

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★リレーコラム 第2回 「わたしの畑のみつけかた」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

パーマカルチャー関西関係者が交代でつづるコーナーです-

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実習コースを修了した私は、すぐさま自分の畑が欲しくなりました。自転車

で自宅マンションの周りを近いところからリサーチ開始。耕作放棄地を見つ

けては持ち主を聞き…とは言っても、なかなか持ち主に会って交渉するところ

までいきません…。そんなある日、自宅から自転車で7~8分ほどの畑地帯の

中にある草地の前で、散歩中のおばあさんに地主さんの家を教えてもらうこと

ができました。どきどきで呼び鈴を押し、貸してください!と率直に熱意を

伝えると、OKの返事。年をとり土地を管理しきれず、草だらけにしていおくの

も…、という理由で貸しているので無料(!)という嬉しいおまけつきです。

自分から欲しいものを探していけば見つかるものだ、と身をもって体験しました。

あとあと周りの畑の方からも褒められました。「よく地主さんをみつけて直談

判に行ったもんだ」「たいした勇気だ」と。チャンスを逃さないことと気持ち

を率直に伝えることが大事だと思います。

しかし始めた頃は、畝に刈り草を被せコンパニオンプランツを植えまくる私に、

周りの退職組のおじさんたちは興味津々。草の種が飛んでくるからと草刈を強

く薦められたり、石灰を撒け、小屋を建てろ(まぁこれはいいんですが)とか、

何日休んだとか数えられたりして、ちょっと登畑拒否になったりもしました。

でもめげることなく自分がいいと思っているやり方で、ただし周りには迷惑を

かけないという姿勢を貫いた結果、徐々に理解が得られるようになっていきま

した。あいさつは大きな声でなるべくこちらからするようにしています。向こ

うは興味を持っているけど少しシャイなんだ、ということを念頭においておく

といいかもしれませんね。というわけで今も自転車で畑に通う毎日です。

(大重 文恵)

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Facebook:Oshige Fumie(お会いしたことある方のみ)

世界直送インタビュー:http://tabitabi-podcast.com/sekaichokusou/ 



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   ◆◆ パーマカルチャー関西 メルマガ ◆◆  2013年3月号

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今年は冬の寒さが厳しかったせいか、季節が急速に進んでいるように感じます

気がついたら桜は満開、草も葉も茂り始め、命の季節の到来ですね。

今期は今月からデザインコースがスタートしまして、新しい出会い・新しい

シーズンが始まりました。

メルマガ紙面も少しリニューアルしてお送りしますので、

文末までどうぞよろしくおつきあいくださいませ

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★リレーコラム 第1回 「おめでとうございます」

-講座が終わると疎遠になりがちな仲間の近況や胸の内を知りたくありませんか?

パーマカルチャー関西関係者が交代でつづるコーナーです-

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先日、パーマカルチャー関西での講座がご縁となったお二人の、ご結婚祝い会

があり、その後無事出産のお知らせをいただきました。本当におめでとうござ

います。関西での講座も7年目となる今年ですが、関西PCペアはまだ2組だそう

で、実にもったいないというか、なんというか。

自分自身がそうだったので「これと思うような出会いがない」と思う人の気持

ちもやむなしかと思います。でもパーカルの教えの中に「今いる環境にも、使

える資源が必ずある」というのがありましたよね。拡大解釈ですが「自分にも

できる事が必ずある」と言ってもいいのではと思っています。「自分に幸せを

もたらしてくれる人を探す」のも考え方ですが、自分が他人のためにできる場

面を求めて出て行き続けていると、その中から身についたり気づかされたり、

道が開けていくものではないかと思います。少しでも関心のある分野の集まり

なり講座なりワークショップなりイベントの応援でも、何でもいいというか、

出て行く方が引きこもるより、物事は進むと思います。少なくとも当方は、

そうやっている内に伴侶と出会いました。

このメルマガを含め、いろんな告知がありますが、その中から新しい展開と、

次なる幸せなご縁が生まれていきますように、願ってやみません(フジモト)

 

※次回は、畑を無料で手に入れて持続可能な生活を始めた方の体験談です。