■「はじめよう!パーマカルチャー菜園 食べる 循環講座2019」第5回

第5回の菜園講座は平谷けい子先生の「摘み菜」の講座でした。
開始当初こそ、平谷先生のパワーに受講生が少し圧倒される雰囲気もありま
したが、先生のテンポの良い会話やユーモアに溢れた話に、最後までとても
楽しく講座を受けることができました。
講座の内容は、まずレジュメの説明の後、山道を歩きながら見つけた野草の
説明をしていただきました。特にヨモギとブタクサの見分け方、そして普段
厄介者として扱っている野草の名前が〈荒地野菊〉と言う名前で、食べても
おいしいと聞いた事が一番印象的でした。
その後、先生が考案した7種の料理を作るためのグループ分けを行い、それ
ぞれ作業を開始しました。野草料理と言えばおひたしや天ぷらになるのだろ
うと思っていた私の予想を超えて、お茶、ふりかけ、オムレツ、デザート、
スープの具や、肉巻にしたり、ソースに加えたり野草の特徴を生かした発想
豊かな料理ができあがりました。さらにどれもおいしいくお腹いっぱい摘み
菜を楽しませていただきました。その中でも癖のある〈ドクダミの葉〉は、
お肉に巻いて食べるとパクチーの風味に近いことや、〈アオミズ〉は和食に
合いそうな上品な味で、自宅で育てたいと思ったくらいです。ほかにも、
〈こぶしの葉〉や〈ムクゲの花〉など、平谷先生が前もってご自宅近くで摘
んでこられたのですが、摘み菜を見つけたり頂くときには摘み菜と会話をす
るそうで、ここにいるよ!と摘み菜から声をかけてくれたりする話が印象的
でした。
 その後はそれぞれのキーホールガーデンの手入れや野菜の収穫を行いまし
た。ひと月でトウモロコシが背丈ほどの大きさになっていることや、インゲ
ンマメなどが実をつけていることに感動しました。放置してここまで育つ作
物を見て、改めて積層マルチの効果を実感いたしました。
私も講習会のあと、職場の敷地に何気なく生えていた木が〈アカメガシワ〉
だとわかっただけで嬉しく、もっと多くの野草と四季折々会話ができるよう
になりたいと思いました。

受講生:鴨谷(かもちゃん)


■「はじめよう!パーマカルチャー菜園 食べる 循環講座2019」第4回

今回は、以下3テーマでの作業でした。
〈ダンボールコンポスト講座〉
講師は大重文恵さん。団地に住まいながら畑もされパーマカルチャーを取り
入れた循環する暮らしをされている方でした。大重さんの暮らしぶりにも刺
激を受けました。実習でダンボールコンポストを作ってみると基材(籾殻く
ん炭、おが屑、剪定チップ)を水で湿らせ、具材を入れお古のTシャツを被せ
ると出来上がり。大きさも重さも思っていたよりコンパクトに感じました。
実際に大重さんの使用中のダンボールコンポストを見せていただきましたが、
臭くない!土に近い感じです。気になっていた虫への誤解、におい、雨対策、
風通しなど分かりやすく教えていただきました。ある自治体ではゴミ減量化
事業のひとつとしてダンボールコンポストの成果がでており助成もあるとい
う、社会的な動きも知ることができました。大重さんのお話の中で、「ダン
ボールコンポストはいろんなものの力を借りている、微生物とのバランスが
大切」「コンポストの堆肥はそのまま土になり自分になる、食べても触れて
もよいと思うものを入れる」というお話がありました。ダンボールコンポス
トは小さな世界ですが堆肥になる過程を目の当たりにすることで、自然界の
多様性やいろんな生き物が絶妙なバランスをとりながら協働していること、
日頃の食生活への意識というような大きな気づき、学びにつながると思いま
した。自分の生活を振り返って、エネルギーの流れが一方通行だと再認識し
ました。マンションだから難しいかもと思い込まず、今年からベランダ菜園
も始めたのでもう一歩、小さな循環を作っていきたいと思います。
〈ボカシ肥作り〉
ボカシ肥は日本発祥で作り方や材料はいろいろ。母乳から農薬が検出された
出来事がきっかけで広まった有機農業で高名な保田茂先生の保田ボカシもあ
ります。実習では国産油かす、こめ糠、水分で作成。含水率40%くらいの感
触を教えていただきましたが加減が難しく少し湿り過ぎになってしまいまし
た。カビが生えなければいいのですが。
〈キーホールガーデン作業〉
先月の積層マルチ作りと植え付け以来何もしていなかったのですが、種も発
芽し成長した姿に感動しました。また支柱はナスとトマトでは作り方が違い、
これからの成長の姿を知った上でそれぞれに沿った組み方を学びました。来
月はどんな育ちになっているのか楽しみです。

受講生:くにさん


■「はじめよう!パーマカルチャー菜園 食べる 循環講座2019」第3回

いつものように、過ごした時間や今回は、これから過ごしたい時間も入れた
お話タイムから。この時間がわたしは大好きです。皆さんとの距離がぐっと
深まる気がして、新しい発見もあったり、共感したり。これもパーマカル
チャーの原則の多重性?多様性?になるのかな。帰りのバスでも他の方と話し
てました。あの共有する時間がきっと大切だよねと。あの時間がある事で吸
収率も消化力もぐぐっと上がっているように思います。

持ち寄りランチタイムはいつも通り盛りだくさん。もう次回からはご飯もい
らないのかも、という有り難いレベルでした。どれもこれもとても美味しかっ
たです。大根の実をはじめて見れて食べれたのも嬉しかったです。

そして植え付けデザイン発表へ。どうなるかな〜と思っていましたが、他の
班の方のお話を聞いたり、ケンさんアビクさんのアドバイスを頂き何とか
なりそうな気配。
で、いよいよ植え付け実習に!暑〜〜い中まず草刈り。先月来た時とは大違
いで背丈の長くなった草たちを刈るのに汗だくでした。その後前回の復習に
なる積層マルチを作って、班ごとに苗や種を植えていきました。積層マルチ
は、窒素層、炭素層を交互に重ねて手間を掛けずに土壌を作っていく。刈っ
た草、米糠を撒いて、次は濡れた新聞紙、その上に牛糞肥料、最後に木の
チップ、いい香り。コンパニオンプランツは、植物の個性を活かし合う組
合せを考えて苗や種を植えていきます。色んな植物を組合せる事で成長を
促進し合ったり、虫を遠ざけたり、支柱になってくれるもの、日陰を作っ
てくれるもの、土壌を豊かにしてくれるもの、それを栄養に豊かな実をつ
けてくれるもの。土や光を取り合わない組合せだと、以外と近くに植えら
れて面白い、なかなか頭を使います。多様性の豊かさを自然界から教わっ
ています。バジルの種小さくて、何粒置いたかどこに置いたか、わからな
くなってきて焦りました。来月どうなっているかどきどきです。

少し早めに帰ろうと、後片付けもしないまま後にしてしまって、残られた
方大変でしたよね、ありがとうございました。

受講生:藤本綾子(あやちゃん)


■「はじめよう!パーマカルチャー菜園 食べる 循環講座2019」第2回

私が菜園講座を受けようと思ったきっかけは、自然農法で育てられた茄子が
宝石のように輝いていた事、それを食べたら美味しくて感動したんです。
なので、自宅の庭でも茄子やシシトウを育てたいという思いが強くなり、
パーマカルチャーの菜園講座に申し込みました。今回は第2回目で
・パーマカルチャーデザイン原則
・レイズドベッドづくり
・積層マルチの作り方
・仲のいい植物(コンパニオンプランツ)
ただ、光り輝くナスが自分で作りたい!という思いで参加したのですが、今
回も講座の内容も、自然界の永続性や生態学の知識について学び考えさせら
れる内容でした。パーマカルチャーデザイン原則では
「循環性」「多様性」「多重性」「合理性」についてお話を聞きました。
私達は、なんでもお金でものを買い、たくさんのゴミをだして生活していま
す。それが自然にとって負担になっている事を再認識しました。日々の暮ら
しの中で出来る循環性を取り入れる事、我が家にはコンポストがあります。
暖かくなってからコバエがすごいです!この小さな問題も乗り越えながら出
来るだけ自分が出したゴミを家庭菜園に利用できるようにしようと思ってい
ます。買い物も何気なく買っていますが、この買い物も自然環境にどんな影
響があるのか少し意識するようになりました。
面白かったのは、生きる暮らしに必要なものは、3つの供給源をもつ事です。
「食べ物」「家」「水」「エネルギー」「仕事」「繋がり」
3つの供給源を確保しようと思うと、必然的に繋がりや行動が変わってくる
ようにも感じました。今、自分にはどんな供給源があって残りはどうやって
作っていったらいいか考えてみると楽しいです。循環性以外もエディブル
フォレストガーデン、多重性を備えた自然、多様性がないと絶滅する事、違
うものが接触するところに豊かさがある(エッジ効果)これは人間関係にも当
てはまるなぁ〜と思います。
次にレイズドベッドづくりと積層マルチ。
初めて電気のノコギリで木を切ったり、電気ドライバーで釘を打ったりしま
した。普段こんな事はしないのですごく楽しかったです。また何か作りたい
です。積層マルチは窒素→炭素→窒素→炭素の順に作ること、抜いた雑草→新
聞紙→牛糞→木片チップです。こんな層にすると初年度から作物がたわわに収
穫できるらしい。みんなでする作業は楽しかったです。
最後にギルド、仲の良い植物について講義を受け、次回は自分たちでデザイ
ンしてキーホールガーデンを作ります。チームに分かれて何をどんな配置で
作るか作戦会議をするためお互いの連絡先を交換して交流が深まっていきま
す。あー今回の持ち寄りランチタイムも幸せな時間でした!これが一番の楽
しみですね実は笑

お知らせ:                                                                 
宝石のような茄子を見た畑に関わりのある上映会のイベントを立ち上げています
ご興味ののある方は是非
https://www.facebook.com/events/1144826522356849/?ti=icl

受講生 : あいり


■「はじめよう!パーマカルチャー菜園 食べる 循環講座2019」第1回

自己紹介、ガーデン案内、昼食、映像使ってのパーマカルチャーデザイン原則
の説明、ポテトタワーでじゃがいも植え付けというのが初回の流れでした。
 振り返ってみて印象に残った事を少し書いてみます。やはり参加された皆さ
んのこの講座にたどりつくまでの来歴や講座参加へのモチーフでした。
週日ということもあるとは思いますが、定年過ぎた高齢の私と、仕事を辞めて
自給的な生活を目指しておられるもう一人の男性を除いて他の受講生はすべて
女性でした。子育ての中で子どものアトピーや子育ての問題がきっかけになっ
たり、自分の自然志向、前古代志向が周囲との異和を生み出したり、地域と人
のつながりの解体に直面して、現在の社会システムに疑問を抱き、パーマカル
チャーに一つの可能条件を見出したい、あるいはすでに既成のシステムから離
脱して自給的な生活を始めるにあたってパーカルで技術を身に着けたい、まさ
にそういう女性たちでした。私が関わるトランジション活動でも、やはり女性
の方が多いように思います。一面的な見方かもしれないですが、ジェンダー差
別と言える女性の家事育児固定化(まあ賃金奴隷に固定化された男性の裏返し
ですが)は、しかし一方で男性よりはるかに多層的な生活の中に女性を置く事
で、世界の歪みへの多様な気づきの機会を与えているのかもしれません。

受講生:えーちゃん(トランジションタウン川西)